ずるい暗記術―――偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法
ずるい暗記術―――偏差値30から司法試験に一発合格できた勉強法
- 作者: 佐藤大和
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最初の質問
Why? 暗記は大切、ずるいのいいな
What? 暗記術
How? 学びをキープし、いかす。必要な人にシェアする。
実践アイディア
帯
今までの勉強法を捨てた瞬間から、人生は劇的に変わる!
第1章 「理解」せずにひたすら答えだけを見る
第2章 記憶の「思い出し」をゲーム化する
第3章 「なりきり主人公」でモチベーションアップ
第4章 習慣化するには、「できない」「やらない」をなくせばいい
「理解」はいらない!「ノート」もいらない!楽して覚えられる裏ワザが満載!
資格試験、英語、大学受験、入社試験ほかで効果絶大!
勉強で成果が出ない理由はたったこれだけ。
「努力してもできないから、やらなくなる」
「参考書を読む」⇒「問題を解く」⇒「答えを確認する」
ではなく、
「答えを見る」⇒「問題を見る」⇒「参考書を読む」
ウォーリーを探すとき、ウォーリーが誰かまず確認しないことには探しようがない。
書籍を読むときに、ただぼんやりと読んでいても何が大事でどこがテストに出るのかわからない。
まずはウォーリーの姿形、つまり大事な論点・疑問点を先に確認することが必要。
重要公式
長い時間×勉強量=記憶力
ではなく、
短い時間×回数×勉強量=記憶力
暗記は忘れないためにするのではなく、忘れるから必要。忘れる量を上回る情報を頭に入れればよい。
頑張っているのに結果が伴わない人は、1から10まで、最初からすべてを覚えようとしている人ではないか。
勉強をしているときに、「できた!たのしい!」と思うことでドーパミンが出て記憶が定着されやすくなる。まずはラクな基礎だけをやり、脳に快感を覚えさせることが大事。
過去問選びのポイント
- ネットで調べてレビューを見る
- 3冊くらいにしぼる(解説丁寧なのがいい)
- 実際に書店に行き、デザインなども含めて自分の好みに合うかを確認
- モチベーションに関わるので、直感を大切に選ぶ
- 購入後は、初日は目次に目を通し、全ページをパラパラ見るだけでOK
- 一度にやるより繰り返しやることが重要
- 最初は答えを理解せず、頭も使わず、ただ眺めるだけでOK
使い方
- 答えだけを見る(答えが英数字なら問題の方で確認)
- 答えと問題を見る(何度か繰り返す)
- 答えと問題、解説を見る(最初は時間をかけずにパラパラとななめ読み。何度か繰り返し、少しずつじっくり読む)
☆解説を読むときは、読んだ時の率直な感想を書き込む。「面白い!」「なるほど。」など。人間の脳は強いインパクトがあればあるほど記憶として定着するため。
☆参考書はいきなり読まず、答えを知ってから読む。こうすることで「点」が「線」にかわる。つまりばらばらに覚えた答えが、知識として定着する。
勉強したことを忘れない7つの裏技
- ノートは一切取らない
- 寝る直前をピークにして勉強する
- 起きたらすぐに昨日の続き
- 満足のいく睡眠時間で寝る
- 瞑想をする
- 1週間に1日、必ず午後をオフにする
- 自分の「長所」を暗記力に変換する
インプット:答えを見る⇒問題を見る
アウトプット:問題を見る⇒答えを思い出す
- 思い出すときは紙に書かない。時間がかかるので。
- スピード重視。10秒以内に思い出せるようにする。
- 何度もやってスピードアップ
その日やった勉強内容を夜5分で書く⇒翌日朝5分でそれを思い出す
夜5分は、1回目の復習兼アウトプット
朝5分は、2回目の復習兼アウトプット
常に複数の思い出し作業を同時にやる(間隔を徐々に広げながら繰り返す)
1ページ1秒でパラパラ見る、記憶引き出し術⇒読むのではなく見る。全体をざっくり思い出す練習。
佐藤大和さん、ありがとうございました!