朝リーディング
- 作者: 長谷川理恵
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/10/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
最初の質問【再読】
Why? 以前読んだ自分とかなり変化したから
What? 朝リーディングの方法
How? 読書で心を整える
実践アイディア
- 朝、楽しんで読む
- だいじょうぶ本、自信本、叱ってもらう本、をキープする
- よいフレーズは音読
- ライフワークの本を意識する
折り返し
朝は、自分がリセットされています。
いくら疲れていても、眠って起きれば、
新しい1日が始まっています。
目が覚めたらコップ1杯の水を飲むように、
起き抜けの「素の状態」で朝リーディングをしましょう。
細胞が本のエッセンスを、ごくごく吸収する気がします。
20代で出会った、本の中の先生
私は朝リーディングによってメンタルコンディションを良いレベルに維持し、前向きになったり、わくわくしたり、不安をなだめたりして、毎日「外の世界」に出かけていきます。
この積み重ねによって、心のコンディションを自分で整えられるようになりました。
気になった目次
快適でシンプルな朝リーディング
- 1杯の水のように、細胞が本を吸収する
- 自分を観察する「もう一人の自分」をもつ
毎朝1時間の「リーディングメニュー」
- 朝リーディングの基本的なやり方
- 「お弁当方式」で、3冊同時にちょっとずつ読む
- ストレスになる本は処分する
快適な明日を呼ぶ「本の選び方・楽しみ方」
- 本にお金をかけることをよしとする
- 1300円で受講できる、「成功者のプライベートセミナー」
- 「叱ってほしい相手」を選ぶ
- 読書三昧のバカンスがあってもいい
- 自宅を温泉に変える「おこもりリーディング」
自分メンテナンスのための「朝リーディング」
- 本を使ってセルフチェックする
- 気分を上げたい時は「自信本」を使う
- もやもやしたときの「気持ちを切り替える本」
- 相談できないほど悩んだ時の「まるごと信頼本」
「朝&お風呂」のメリット
- 朝は自分がリセットされている
- お風呂は「集中できるひとりの空間」
- 場所を選ばない
とりあえず最初からパラパラ
熟読しなくても大丈夫。
一文一文、全部をていねいに読み通そうとも思いません。
完璧に読むというのは、意外に読書のプレッシャーとなります。
パラパラ読み始めて、「ここはちょっとピンとこないな」と思う章があれば、
どんどん読み飛ばしていきます。
一度読むのをやめても、「また読みたくなったときに読めばいい」というスタンスで、置いておけばいいのです。
3冊読んでいるのは、このように自由自在に本を「つまみ読み」するためです。
見出し&箇条書きだけ読む
- とばしとばし読んでいく「ななめよみ」
- 見出しや箇条書き、太字の部分だけ読む「拾い読み」
声に出して読み、頭に焼き付ける
「この言葉は、いいな」
と感じるフレーズがあれば、声に出して読む。
「いいものであれば、頭に焼き付け、自分のものにしたい」と願っているから。
自分が「いいな」と思うことばを、毎朝、大きな声で口にする。
これはちょっとした幸せであり、ストレス解消にもなります。
手順まとめ
- とりあえず最初からパラパラ読む
- 見出し&箇条書きだけ読む
- ぱっと開いたページから読む
- 声に出して読み、頭に焼き付ける
- ページはダブル折りにする
- 立ち止まり、自分と対話しながら読む
心の新陳代謝がいいから忘れる
繰り返し読んだはずのフレーズを、きれいさっぱり忘れる・・・私はこの現象を、かなりプラス思考でとらえています。
忘れるのは、心の新陳代謝がいい証拠。どんどん忘れて、どんどん取り入れる方が、よどみなく心が整うように感じます。
また、当座の意識では忘れていても、ある時ポロッとそのフレーズが出てきたりするので、無意識にはちゃんと刷り込まれているようです。
「叱ってほしい相手」を選ぶ
何もかもが裏目になるようなときはもちろんですが、一見物事がうまくいっているようなときほど、理由なき不安にとらわれたりもします。
そんなとき私は、「お説教されたい」と思うのです。
自分に満足してしまった時点で成長はないと私は思います。
成長しないどころか、「ダメになってしまうぞ、危ないぞ」と感じます。
本であれば、「誰に叱られたいか」を自分の好きなように選ぶことができます。
気分を上げたい時は「自信本」を使う
私が常備している本の3分の2以上は「上げ系」です。
読んでいるうちにだんだん元気が出てくる、気分を上げてがんばる気持ちになる、「よし、やるぞ!」と決意できる。
こうしたポジティブ思考の本をたくさん揃えており、私はそれを「自信本」と呼んでいます。
落ち込みから脱出するための「だいじょうぶ本」
落ち込んでいるときには、優しいメッセージがグッとくるものです。
実際に人に言われると、意味のないなぐさめに思えたり、見当違いで嫌になったりしますが、本ならそっと寄り添ってくれます。
万が一、「ほっといて!」と思ったら、読むのをやめてしまえばいいのです。
心をなぐさめてくれるものを、私は「だいじょうぶ本」と呼んでいます。
本当に必要なことが分かる「専門書」
「この分野は自分のライフワークだ」と思うものは、読みやすく編集された本ではなく、あえて専門書を選んではどうでしょうか。
長谷川理恵 さん、ありがとうございます。