[速読練習]1日1冊読書記録[制限時間30分]

1日1冊30分の制限時間での読書記録。備忘録も兼ねて。速読のハードルを下げ、やってみようかな、と思っている人の役に立ちたい。

人生が変わる! 無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣

最初の質問

Why?  無意識に興味がある
What? 活用方法、いろんな世界のプロをしる
How? 日常生活に。

 

眠ったままのあなたの9割の力が、あなたの人生を劇的に変える!

無意識と深く関わるエキスパート4名との対談を通じて、著者が発見した「無意識が整うコツ」を教えます。

 

今日からできる無意識の整え方

 

  • 深く静かな呼吸を心がける
  • 自然や美や芸術に触れる機会を積極的に作る
  • いつもの半分のスピードで歩いてみる
  • テレビやラジオをつけっぱなしにしない
  • 子どもの頃に考えていたことを思い出してみる

 

 

藤原信一さん 心身統一合氣道会 会長

 

  • 無意識に入るまで「型」を繰り返し稽古する
  • プラスの言葉を使い、プラスの記録をつける
  • 不安を感じたら、フッと息を吹いてマイナスの観念を吹き飛ばす
  • 心と体をひとつに用いる「心身一如」を心がける
  • 自然で安定した姿勢を理解し、実践する
  • へそ下の一点に心を静め、深くて静かな呼吸を行う
  • 「集中」はするが「執着」はしない

 

 

松本紹圭さん 光明寺僧侶

私達は普段、物を使うときに出して、使い終わったら元の場所に戻す、という簡単なことがなかなかできません。それは物の扱いが粗雑になっていると同時に、心も粗雑になっているからです。

 

ものを丁寧に使い込み、心の耳を済ませ、物が置いてある部屋という空間が、自分の体の一部であるかのように感じられるまで、毎日掃除を繰り返すんです。

 

「型」を身につけなければ、「型破り」もできない。破るために「型」はあるんです。

 

  • 念仏を唱える。コーリングを聞く
  • 自分の存在を「ご縁」で成り立っていると認識する
  • 感情を手放し「○○の感情が湧いてきたようだねぇ」と客観視する
  • 毎朝、「今日が人生最後の日だったら何をするか」と考える
  • 呼吸や身体感覚に意識を向け、「今、ここ」にいるようにする
  • 必要最小限のものだけ持ち、シンプルに過ごす
  • 掃除をしたり、ものを有るべき場所においたりして環境を整える
  • 真剣であっても深刻になりすぎず「これでいいのだ」と思う

 

山田博さん 株式会社森へ 代表取締役

人間ができることはほんの一部で、ほとんどは土がやってくれる。

 

  • 委ね、手放し、任せる
  • ゆっくり歩き、ゆっくり話し、ゆっくり呼吸する。
  • 感覚を鋭敏にして開き、考えずに感じる
  • わかろうとしすぎず、わからないままにしておく
  • 漠然とした思いつきに名前をつけ、忘れないようにする
  • 一点を注視するのではなく、ワイドアングルビューで視る
  • 「森だったらどうするだろうか」と考えてみる
  • 森に行く

 

稲葉俊郎さん 東京大学医学部附属病院 医師

病というのは、自分にとって親身になってくれる先生のようなものだ。

 

人の体はそもそも愛と調和の場です。愛と調和のメタファーです。でも、ときどき体も心もバランスが崩れて、不調和や不均衡になることがある。西洋医学では、そういう不均衡な状態を「病気」として名前を決めて、そういう悪い相手にいかに戦うかという臨戦状態に入ります。そうではなく、体や心を全体論的に見て、「調和して完全だった均衡が崩れたのだから、調和の状態に戻っていくにはどうすればいいだろうか」という発想をすればいいわけです。

  • 子どもの頃に思い描いていた根源的な問いを思い出してみる
  • 古来の伝統や学問に親しみ、その本質を再発見してみる
  • 美や芸術に触れ、道を究め、人間性を深める
  • 「みずから」と「おのずから」のあわいを感じてみる
  • 宇宙の視点と顕微鏡の視点を行き来してみる
  • 自分の体や心と対話してみる
  • 自然と触れ、自分がその一部であることを感じてみる

 

実践アイディア

  • 無意識に入るまで「型」を繰り返し稽古する(スピーチも)
  • 必要最小限のものだけ持ち、シンプルに過ごす
  • 掃除をしたり、ものを有るべき場所においたりして環境を整える
  • 漠然とした思いつきに名前をつけ、忘れないようにする
  • 自分の体や心と対話してみる

 

全体の感想

無意識が意識よりも先に選択している、というのは面白い。

無意識を活用できればあらゆる思考・行動を加速できそう。

今が満たされている感覚を味わった。

 

前野 隆司さん、ありがとうございます。