人生が変わる! 無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣
人生が変わる! 無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣 - (ワニプラス)
- 作者: 前野隆司
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2016/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最初の質問
Why? 無意識に興味がある
What? 活用方法、いろんな世界のプロをしる
How? 日常生活に。
帯
眠ったままのあなたの9割の力が、あなたの人生を劇的に変える!
無意識と深く関わるエキスパート4名との対談を通じて、著者が発見した「無意識が整うコツ」を教えます。
今日からできる無意識の整え方
- 深く静かな呼吸を心がける
- 自然や美や芸術に触れる機会を積極的に作る
- いつもの半分のスピードで歩いてみる
- テレビやラジオをつけっぱなしにしない
- 子どもの頃に考えていたことを思い出してみる
藤原信一さん 心身統一合氣道会 会長
- 無意識に入るまで「型」を繰り返し稽古する
- プラスの言葉を使い、プラスの記録をつける
- 不安を感じたら、フッと息を吹いてマイナスの観念を吹き飛ばす
- 心と体をひとつに用いる「心身一如」を心がける
- 自然で安定した姿勢を理解し、実践する
- へそ下の一点に心を静め、深くて静かな呼吸を行う
- 「集中」はするが「執着」はしない
松本紹圭さん 光明寺僧侶
私達は普段、物を使うときに出して、使い終わったら元の場所に戻す、という簡単なことがなかなかできません。それは物の扱いが粗雑になっていると同時に、心も粗雑になっているからです。
ものを丁寧に使い込み、心の耳を済ませ、物が置いてある部屋という空間が、自分の体の一部であるかのように感じられるまで、毎日掃除を繰り返すんです。
「型」を身につけなければ、「型破り」もできない。破るために「型」はあるんです。
- 念仏を唱える。コーリングを聞く
- 自分の存在を「ご縁」で成り立っていると認識する
- 感情を手放し「○○の感情が湧いてきたようだねぇ」と客観視する
- 毎朝、「今日が人生最後の日だったら何をするか」と考える
- 呼吸や身体感覚に意識を向け、「今、ここ」にいるようにする
- 必要最小限のものだけ持ち、シンプルに過ごす
- 掃除をしたり、ものを有るべき場所においたりして環境を整える
- 真剣であっても深刻になりすぎず「これでいいのだ」と思う
山田博さん 株式会社森へ 代表取締役
人間ができることはほんの一部で、ほとんどは土がやってくれる。
- 委ね、手放し、任せる
- ゆっくり歩き、ゆっくり話し、ゆっくり呼吸する。
- 感覚を鋭敏にして開き、考えずに感じる
- わかろうとしすぎず、わからないままにしておく
- 漠然とした思いつきに名前をつけ、忘れないようにする
- 一点を注視するのではなく、ワイドアングルビューで視る
- 「森だったらどうするだろうか」と考えてみる
- 森に行く
稲葉俊郎さん 東京大学医学部附属病院 医師
病というのは、自分にとって親身になってくれる先生のようなものだ。
人の体はそもそも愛と調和の場です。愛と調和のメタファーです。でも、ときどき体も心もバランスが崩れて、不調和や不均衡になることがある。西洋医学では、そういう不均衡な状態を「病気」として名前を決めて、そういう悪い相手にいかに戦うかという臨戦状態に入ります。そうではなく、体や心を全体論的に見て、「調和して完全だった均衡が崩れたのだから、調和の状態に戻っていくにはどうすればいいだろうか」という発想をすればいいわけです。
- 子どもの頃に思い描いていた根源的な問いを思い出してみる
- 古来の伝統や学問に親しみ、その本質を再発見してみる
- 美や芸術に触れ、道を究め、人間性を深める
- 「みずから」と「おのずから」のあわいを感じてみる
- 宇宙の視点と顕微鏡の視点を行き来してみる
- 自分の体や心と対話してみる
- 自然と触れ、自分がその一部であることを感じてみる
実践アイディア
- 無意識に入るまで「型」を繰り返し稽古する(スピーチも)
- 必要最小限のものだけ持ち、シンプルに過ごす
- 掃除をしたり、ものを有るべき場所においたりして環境を整える
- 漠然とした思いつきに名前をつけ、忘れないようにする
- 自分の体や心と対話してみる
全体の感想
無意識が意識よりも先に選択している、というのは面白い。
無意識を活用できればあらゆる思考・行動を加速できそう。
今が満たされている感覚を味わった。
前野 隆司さん、ありがとうございます。
人生が変わる! 無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣 - (ワニプラス)