人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」
人は、誰もが「多重人格」 誰も語らなかった「才能開花の技法」 (光文社新書)
- 作者: 田坂広志
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/05/19
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (2件) を見る
最初の質問
Why? 多重人格が気になっている。名前を付ける。
What? 多重人格マネジメント。
How? うまく自分を切り替えて、貢献にいかす。
実践アイディア
- 自分の人格を見つめる。見つけたら名前を付ける。←静かな観察者
- パートナーの人格に名前を付ける、相手に気付いてもらう手段として。
- 超謙虚な人格、感情的な人格、きき上手な人格を育てる。
帯
なぜ、「隠れた人格」を育てると「隠れた才能」があらわれるのか?
21世紀のダ・ウィンチはいかにして生まれるのか?
1流のプロフェッショナル=「多重人格」
分野を問わず、1流のプロは「様々な人格」を切り替えながら仕事をしている
多重人格マネジメント
多重人格マネジメントは誰でもできる。なぜなら、誰でも自分の中に複数の人格を持つから。
この複数の人格を自覚し、置かれた状況や立場によって「異なった人格で対処する」ということを意識的に行えば、自然にさまざまな才能が開花する。
「才能」の本質とは
「才能」の本質とは「人格」。例えば数学者の「数学的思考」の奥には、ち密で論理的な思考を好む人格がある。
キーポイントは
現在の人格を「変えよう」とせずに、「育てる」こと。
例:怒りやすい人格はそのままにして、生活の様々な場面で、新たに自分の中に寛容な性格を作り育てる。
「隠れた人格」のレベル3つ
- 表層人格:状況により隠れたり、既に表に出ている人格。
- 深層人格:現在は表に出ていないが、立場や状況が変われば自分の中に育ち、表に出てくる人格。
- 抑圧人格:強く抑圧され、なかなか表に出てこない人格。
多重人格マネジメントで、「豊かな人間性」が開花する理由3つ
- 相手を理解し、相手の気持ちがわかるようになる。
- 相手の状況や心境に合わせて、適切な人格で対処できる。
- 自分の中に「静かな観察者」がうまれ、ねたみや憎悪などのエゴに対処できるようになる。
田坂 広志 さん、ありがとうございます。